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防災速報の緊急地震速報のしくみについて

[1.おしらせ] 2016年8月17日

防災速報における緊急地震速報のしくみについてご紹介させていただきます。

「緊急地震速報」とは?(アプリ版限定)

緊急地震速報は、地震の揺れの予報・警報です。地震の発生直後に震源近くの震度計がとらえた観測データを素早く解析して、震源や地震の規模の推定を行うものです。これに基づいて各地の震度や到達予想時刻を予測し、可能な限り素早く知らせるものです。

■受け取れる情報

設定した地域において、到達する地震の予想震度が設定震度に達した場合。設定震度は「震度3以上」「震度4以上」「震度5弱以上」の3つから選べます。

■設定震度と通知される緊急地震速報の例

緊急地震速報の内容 震度5弱以上の設定 震度4以上の設定
緊急地震速報で登録地点で震度5弱が予測された場合 ○通知される ○通知される
緊急地震速報で登録地点で震度4が予測された場合 ×通知されない ○通知される
緊急地震速報で登録地点で震度3が予測された場合 ×通知されない ×通知されない

■情報についての注意点

・緊急地震速報の震度
各市区町村の震度は市区町村内の最高震度を示すものではありません。市区町村内の特定地点を代表地点とし、その代表地点の震度の予測値を示しています。
・緊急地震速報の発信条件
1地点のみの観測データによる緊急地震速報は誤報の可能性があったり、推定の精度が低い可能性があるため、防災速報では2地点以上で観測された場合に緊急地震速報を発信しています。 これにより精度の高い緊急地震速報をお伝えすることが可能となります。
・発表対象外
150kmを超える深さで発生したと推定される地震について震度5弱以上の揺れをもたらす可能性が低く、防災上の必要性が低いこと、150km未満の深さで発生する地震に比べて、震度の予測が難しいことから、緊急地震速報の発表対象外となっています。

■緊急地震速報の技術的限界

情報を発表してから揺れが到達するまでの時間は、長くても十数秒から数十秒と極めて短く、震源に近いところでは速報が間に合わないことがあります。 また、地震初期の短時間のデータだけを使った速報であることから、予測された震度に誤差を伴います。複数の地震が同時に起きた場合にはうまく予測することができない場合があるなどの限界もあります。緊急地震速報の特徴を理解してご活用ください。

最後に、 緊急地震速報はひとつ間違えると事故やパニックを起こす情報です。 その一方で、情報の伝達が遅ければ意味がない情報でもあります。 私どもは情報の特性をよく理解し、正しく伝えることが大切であると常々考えております。 「速く・正しく・わかりやすく」を改めて考えて、これからも改善していきます。

■参考

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