雨水
うすい
二十四節気 - 2月19日
にじゅうしせっき
きょう19日は二十四節気の「雨水(うすい)」です。空から降るものが雪から雨に変わり、積もった雪も溶けて水になるころ、という意味で、農耕の準備を始める目安とされています。
暖かくなってくると、明け方などに「霞(かすみ)」がかかるようになります。霞とは「霧(きり)」や「靄(もや)」と似ていますが、気象用語ではなく、空気中の水滴やチリなどが原因で遠くが白っぽく見えること全般をいうそうです。春の季語でもあり、この時期に空気が霞んでいたら暖かくなるのももうすぐかもしれません。

また、雨水の日は「ひな人形」を飾るとよいと言われています。ひな人形は立春(今年は2月4日)を過ぎたら飾ってよいとされていますが、雨水の日に飾ると良縁に恵まれるという言い伝えがあるとか。桃の節句まであと12日ほど。まだ飾っていなければ、この日に飾ってみるのもいいかもしれませんね。
この時期の旬の食材にハマグリがあります。ひな祭りの行事食でもあるハマグリは、5月ごろの産卵に向けて栄養を蓄える2~4月ごろがおいしい時期なんだそうです。そこで、きょうは手軽に作れて見た目もステキな「焼きハマグリ」のレシピをご紹介します。